■オーストリア旅行(2010.6)
■ウィーン
音楽の都についにやってきました! ヨーロッパ(つまり世界)楽壇の総本山といえばここ、ウィーン国立歌劇場。大感激!
オペラ公演は見る余裕がありませんでしたが、内部見学ツアーに参加。日本語ツアーもあり、舞台裏なども見られます。6.5ユーロ。
お次は夢にまで見た楽友協会大ホールへ。オーケストラ界の最高峰、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地です。
演奏は何とウィーン・フィル&ベルリン・フィルの選抜メンバーによるオケ。豪華な内装、極上の響きに包まれてもうメロメロ!
作曲家のおうち巡り。写真左はモーツァルトハウス・ウィーン。歌劇《フィガロの結婚》など、数々の名作が生まれた家です。
右は引越魔のベートーヴェンが気に入って何度も住んだパスクァラティハウス。5階が記念館ですが、下階は何と現役のアパート!
こちらも《運命》《エリーゼのために》など名作が作曲された家です。どちらも直筆の手紙や楽譜、楽器やデスマスクを展示。
ハイドンが最晩年を過ごした家。中庭がとてもきれい。ブラームスの展示室も併設されていました。
少し足を伸ばして、ベートーヴェンゆかりの村グリンツィングへ。ベートーヴェンが住んだ家が点在しています。
写真左は田園交響曲の構想が練られたといわれる「ベートーヴェンの小道」。そうと知らなければ普通の用水路ですが…。
楽聖たちが眠る中央墓地にも行ってきました。写真中央はシューベルト、右はベートーヴェンのお墓。
周囲には他にも、ブラームス、シュトラウス一家、スッペ、グルック、ヴォルフなど、多くの作曲家が眠っています。
先生方、素晴らしい音楽をこの世に残して下さって、ありがとうございます!!(涙)
ホテル・ルチアの朝食。写真はパンとケーキ、ドーナツのコーナー。
果物、ハム、ベーコン、チーズ、ジュース、ヨーグルトも大充実!
特にびっくりしたのがコーヒー(メランジェ)とプチケーキ。
ひと口めで「うお〜!」と叫んでしまう程のおいしさです。
マシンで淹れた食堂のコーヒーがこんなにおいしいなんて!
そして、朝から激うまプチケーキをこんなに並べるなんて!
さすがカフェの国です。しかし毎朝確実に食べ過ぎてました。
ウィーンで食べた食事で一番気に入ったのがパラチンケン(変な名前!)。日本人にぴったりの味でほっとします。
クレープの一種で基本はデザートですが、専門店パラチンケンプファンドルでは、食事向けパラチンケンも豊富に用意。
写真左は野菜のパラチンケンとキノコのパラチンケン。こうやってフライパンで出てきます。他に魚系やお肉系もあります。
この店は値段が安くて日本語メニューもあり、野菜も採れてサワー系の爽やかな優しいお味で、もう毎日通いたいくらいでした。
写真右はカフェ・モーツァルト。串に刺した温野菜を二本クロスして置き、とうもろこしの目玉焼き乗せを添えてます。おいしい!
ウィーンのカフェ文化も満喫! 観光客でにぎわう人気店デメル(写真左)はザッハトルテ発祥の歴史的カフェ。おみやげも大量購入。
写真右はカフェ・オーバーラー。フルーツを使った軽めのケーキなどで若者や女性に人気の店です。日本人好みかも。
この、世にも美しい美術史博物館内のレストランは、ケルントナー通りにあるカフェ・ゲルストナーの支店です。
エリーザベト皇后も愛したこの王室御用達の老舗は、国立オペラ座のロビーにもカフェ・カウンターとして入っていました。
ウィーンの中心部にそびえるシュテファン寺院。モーツァルトも結婚式を挙げた、この街のランドマークです。馬車もたくさん。
オットー・ワーグナー作のウィーン風ユーゲントシュティール住宅、マジョルカハウスとメダイヨン・マンション。
前者はマジョルカ焼きのタイルに植物模様、後者は黄金のメダルを壁面に採用。一般住宅(!)なので内部見学はできません。
金色の球形オブジェが屋根に輝くセセッシオン。ユーゲントシュティール(アールヌーボー)の至宝と呼ばれているそうです。
地下にはクリムトの「ベートーベンフリース」が展示してありますが、基本は現代美術館で、企画展は理解不能でツラかった〜。
グリンツィングの幼稚園の看板プレート。
ヨーロッパのユニバーサルデザインは可愛いのが多い!
ゲッサー・ビアクリニックというユニークな名前のお店では、有名なゲッサー・ビールが飲めます。
一番小さいサイズを頼んだら、こんな可愛いグラスで出てきました。右の黒いのはデュンケル。味付けの濃い料理が多いので、ビールはいくらでも飲めます。
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