仲谷龍之丞・独身時代の主な鑑賞歴 |
〜想い出の一口コメント付き〜 |
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1983年 |
3月15日 大阪、フェスティバルホール |
ズービン・メータ指揮 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 |
ハイム・タウブ(ヴァイオリン) ダニエル・ベニャミーニーニ(チェロ) |
《曲目》 ベン=ハイム/賛歌 |
ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 |
ストラヴィンスキー/バレエ《春の祭典》 |
*記念すべき初の外タレ。でも当時はまだ小学生でした。“ハルサイ”のド迫力と、初めて聴くダブルコンチェルトの曲の良さに感激。テロを警戒して、厳戒態勢下のものものしい雰囲気でコンサート。 |
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1987年 |
10月4日 尼崎、アルカイックホール |
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮 クリーヴランド管弦楽団 |
《曲目》 バルトーク/管弦楽のための協奏曲 |
ドヴォルザーク/交響曲第9番《新世界より》 |
*高校生になりました。育ち盛りのせいか、曲の大半で寝てしまいました。当時はこのコンビの芸風を理解しておらず、意外に感動できなくてがっかり。ただし、オケの技術レベルには度肝を抜かれた覚えがあります。 |
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1989年 |
3月21日 大阪、フェスティバルホール |
マイケル・ティルソン・トーマス指揮 ロンドン交響楽団 |
《曲目》 ガーシュウィン/セカンド・ラプソディ |
ラヴェル/スペイン狂詩曲 |
ベルリオーズ/幻想交響曲 |
*まだ高校生。当時大ファンだったティルソン・トーマスに会えて興奮。ガーシュウィンではピアノも披露してサービス満点。演奏自体は何となく??でしたが、今思えばホールのせいかも。 |
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1990年 |
7月21日 大阪、ザ・シンフォニーホール |
マイケル・ティルソン・トーマス指揮 ロンドン交響楽団 |
五嶋みどり(ヴァイオリン) |
《曲目》 ベートーヴェン/レオノーレ序曲第3番 |
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 |
R・シュトラウス/交響詩《英雄の生涯》 |
*大学生になりました。二度目の同コンビ。オケ背後の席は初めてで、ド迫力の体感コンサート。目の前に憧れのティルソンと“神童”五嶋みどりが! しかしそのシベリウスで不覚にもウトウト。正面客席と指揮者とソリストから丸見えなのに‥‥。 |
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1991年 |
5月19日 大阪、ザ・シンフォニーホール |
ウラディーミル・フェドセーエフ指揮 モスクワ放送交響楽団 |
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ) |
《曲目》 グリンカ/歌劇《イワン=スザーニン》序曲 |
ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲 |
チャイコフスキー/幻想序曲《ロミオとジュリエット》 |
チャイコフスキー/大序曲《1812年》 |
*フェドセーエフも当時の私にとっては憧れのスターでした。盛りだくさんなプログラムですが、あまり記憶してません。ラフマニノフは、第2協奏曲に変更されたようにも思います。楽屋裏のバスの周辺にオケの楽員が大勢たむろしていて、フルートの若いショートカット娘の爽やか笑顔とジーパン姿が眩しい! |
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1992年 |
5月24日 大阪、フェスティバルホール |
マイケル・ティルソン・トーマス指揮 ロンドン交響楽団 |
《曲目》 プロコフィエフ/バレエ《ロミオとジュリエット》より |
チャイコフスキー/交響曲第6番《悲愴》 |
*ティルソン・トーマスの来日関西公演は全て行っています。でも、魅力的なプログラムなのに、あまり記憶に残っていません。絶対にホールのせいだ。そうに違いない。 |
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1993年 |
3月25日 大阪、ザ・シンフォニーホール |
ジェフリー・サイモン指揮 札幌交響楽団 |
前橋汀子(ヴァイオリン) |
《曲目》 チャイコフスキー/幻想序曲《ロミオとジュリエット》 |
サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第3番 |
ブラームス/交響曲第1番 |
*珍しい俊英指揮者を生で聴ける貴重な機会に飛びつく。アーティスト写真ではクールで鋭いイメージのサイモン氏、意外にもユーモラスなおじさん的キャラクターでした。札響が大熱演。技術的にも相当高いレヴェルの演奏でびっくり。サイモン氏は、数々の興味深いディスクと同様、鮮烈な表現を聴かす。 |
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5月16日 大阪、フェスティバルホール |
アンドリュー・デイヴィス指揮 BBC交響楽団 |
小山実稚恵(ピアノ) |
《曲目》 ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 |
ベルリオーズ/幻想交響曲 |
*アンドリュー・デイヴィスも大好きな指揮者。生で聴けて感激。ベルリオーズが素晴らしく、CDでもなかなか出会えないような名演。BBC響は英国のオケには珍しく、暖かみのある柔らかなサウンド。 |
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1994年 |
3月21日 大阪、ザ・シンフォニーホール |
エサ=ペッカ・サロネン指揮 ロスアンジェルス・フィルハーモニック |
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ) |
《曲目》 ベートーヴェン/序曲《命名祝日》 |
モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番 |
バルトーク/管弦楽のための協奏曲 |
*ほぼ毎年、好きなアーティストを生で見れる機会に恵まれて大満足。色恋沙汰で悩んでいた時期で、前半はほとんど覚えていませんが、バルトークの演奏と、アンコールのシベリウス作品《レミンカイネンの帰郷》だけは、なぜか強く印象に残っています。今から思えばアンスネスがソリストだったんですね。新人扱いだったような。 |
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1995年 |
3月11日 大阪、フェスティバルホール |
ジュゼッペ・シノーポリ指揮 シュターツカペレ・ドレスデン |
《曲目》 シューベルト/交響曲第8番《未完成》 |
ハイドン/チェロ協奏曲第1番 |
ブラームス/交響曲第4番 |
*シノーポリも大好きでしたが、もう亡くなってしまいました。もう会えないのかと思うと、やっぱり切ない気持ちになります。ハイドンは全く聴いた記憶がなくて、ちょっとコワイ。公演プログラムを買っていないため、チェリストも不明。いぶし銀のドレスデン・サウンドをあまり堪能した覚えがないのは、やっぱりホールのせい? だって、全然響かないんだもん。アンコールではブラームスの第2楽章を再度演奏。シノーポリらしいな。 |
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5月23日 大阪、フェスティバルホール |
マイケル・ティルソン・トーマス指揮 ロンドン交響楽団 |
カティア&マリエル・ラベック(ピアノ) |
《曲目》 ベルリオーズ/序曲《ローマの謝肉祭》 |
モーツァルト/二台のピアノのための協奏曲 |
マーラー/交響曲第1番《巨人》 |
*四度目のティルソン。これ以来、全国ツアーでは来てないような。ラベック姉妹を起用して、華やかでシャレたプログラム。いかんせん、マーラーが印象に残らず。なぜだろう? |
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10月1日 大阪、ザ・シンフォニーホール |
ウラディーミル・フェドセーエフ指揮 モスクワ放送交響楽団 |
《曲目》 グリンカ/歌劇《ルスランとリュドミラ》序曲 |
モーツァルト/歌劇《イドメネオ》より3つの舞曲 |
ロッシーニ/歌劇《ウィリアム・テル》序曲 |
グリーグ/組曲《ペール・ギュント》より |
《ソルヴェイグの歌》《山の魔王の洞窟にて》 |
ワーグナー/楽劇《ワルキューレ》より《ワルキューレの騎行》 |
チャイコフスキー/交響曲第5番 |
*二度目のフェドセーエフ。盛りだくさんなプログラムで楽しい限り。でも、後半のシンフォニー以外、ほとんど覚えていないのが不思議。 |
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2002年 |
5月26日 尼崎、アルカイックホール |
関西二期会公演 モーツァルト/歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》 |
金聖響指揮 京都市交響楽団 |
*しばらくぶりに生のクラシック演奏会。しかも初のオペラ。地元の尼崎で聴けるのがいい。注目の指揮者、金聖響もお初。演出がオーソドックスで、その分、演奏の爽やかさが印象的。個人的に、モーツァルトのオペラでは一番好きな作品。 |
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6月9日 尼崎、アルカイックホール |
関西歌劇団公演 チャイコフスキー/歌劇《エウゲニー・オネーギン》 |
西本智実指揮 大阪センチュリー交響楽団 |
*これも好きなオペラ。プーシキン原作だが、チェーホフっぽい内容。地元尼崎で、関西出身の話題の指揮者を二週連続で聴けるとは、何たる幸運。今から思えば、オケが大阪センチュリーだったとは。当時はまだ馴染みなし。優しく流麗な風合いながら、要所要所で力強いアクセントを聴かせる名演。ロシアの女性演出家が、奇をてらわず素直にロシア情緒を表出。カーテンコールで見る彼女は若くて、演出家には見えないほど小柄でした。 |
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