■フィンランド |
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『北欧フィンランドのかわいいモノたち』 |
著:菅野直子 |
インターシフト・2005年 |
インターシフトの北欧シリーズ続刊はフィンランドにターゲットを絞り、日用品を中心に写真入りフルカラーで紹介。著者はヘルシンキ近郊在住、現地の企業に勤めながらフィンランドの暮らしの情報をPR誌に寄稿しているとの事。フィンランドの習慣や国民性など、現地で暮らした人にしか分からない情報が随所に盛り込まれていますが、基本的には写真をメインにして、個々のアイテムに一言コメントを付けた構成。文章が少ないので、軽く雑誌感覚で手に取って楽しめる本です。 |
紹介されているアイテムは類似書籍に掲載のものと重複しないでもありませんが、公共料金の請求書や広告チラシ、ロトの用紙など、現地在住者ならではのチョイスも光ります。巻末には、スーパーや雑貨屋、カフェ、ミュージアムなど、旅に役立つ情報がまとめられていて、これからフィンランドへ行こうという人には嬉しい所。 |
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『ゴー!ゴー!フィンランド』 |
著:pieni kauppa |
ブルース・インターアクションズ・2006年 |
当コーナーでもご紹介している『北欧のかわいいデザインたち』の人気Webショップ、ピエニ・カウッパのフィンランド雑貨買い付け旅ガイド。首都ヘルシンキを中心に、様々な雑貨屋、古本屋、スーパーマーケット、市場、フリーマーケット、デパート、ショップからレストラン、ホテルに至るまで、オールカラーで紹介しています。ショッピングに特化したガイド本としては相当充実した内容と言えるでしょう。ロバーツ・コーヒーやヘスバーガーなどファストフード系のお店もちゃんと載っています。アキ・カウリスマキ映画の撮影スポット、切手やCDジャケット紹介などのミニ・コラムも楽しく、小さなサイズなので旅行のお供に最適。 |
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『北欧ヘルシンキ・スタイル実感ガイド』 |
著:パーソライネンひとみ |
インターシフト・2010年 |
フィンランド人と結婚し、北欧雑貨コーディネーターとして活躍する著者が、現地目線でとっておきのスポットを紹介。アンティークや手仕事に大きく章が取られているのが特徴ですが、インテリア、ファッション、雑貨、食べ物、カルチャーも紹介。ジャンルごとに章立てされた構成が分かりやすい一方、おしゃれな雰囲気の本ではないかも。カラー写真満載で、観光よりも手仕事、古道具、雑貨、家具等に興味がある人には、役立つ本かもしれません。 |
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『北欧フィンランドのかわいいデザインたち』 |
著:pieni kauppa |
パイ インターナショナルズ・2014年 |
こちらもピエニ・カウッパの編集。既に『北欧のかわいいデザインたち』の著書があるショップですが、本書はフィンランドに特化。例によって日用品や雑貨、紙モノ、郵便グッズ、さらに街中のデザインや暮らしの風景、可愛いものが見つかるスポットも紹介しています。伝統工芸の白樺かご作り体験記、フィンランドのゆるキャラ“ヘルッピ”の紹介コーナーもあり。日用品のデザイン紹介は既に同じような本が多々出ているので、最新の情報を確認したい人向けかもしれません。それよりも、現地の日常を撮った写真集のコーナーが素敵。 |
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『Kippis! from Finland フィンランドの毎日の暮らし』 |
著:ユリハリユ勝美 |
宝島社・2015年 |
フィンランド人と結婚して現地に住む著者が、日々の生活を綴ったブログを書籍化。写真はきれいだし文章もしっかりしたものですが、記事自体は良くも悪くもブログそのものという感じでしょうか。それと、フィンランドの毎日の暮らしといっても、実際はラップランド地方の田舎暮らしなので、ヘルシンキなど都会をイメージしていると内容にギャップがあります。 |
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『3日でまわる北欧 in ヘルシンキ』 |
著:森百合子 |
SPACE SHOWER Books・2015年 |
ストックホルム、オスロ、コペンハーゲン版と北欧4カ国に渡って出ているシリーズから。著者の本も含め類書もたくさん出ているジャンルですが、このシリーズは都市を絞っている所が特徴です。本のサイズが少し小さいので、写真もやや詰め込み感がありますが、旅行に持ってゆく人には軽くていいかもしれません。情報は盛りだくさんに充実していて、個人旅行やフリータイムの計画で参考になりそう。 |
本文にもあるように、ヘルシンキは行くたびに変化のある街らしいですから、その時点で出来るだけ新しいガイドを参考にするのがいいのかも。北欧におけるカフェやコーヒー・ショップの急成長は、同じ著者の『コーヒーとパン好きのための北欧ガイド』等に詳しいです。 |
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『福田利之といくフィンランド 仕事すること 遊ぶこと』 |
玄光社MOOK・2016年 |
イラストレーター福田利之がフィンランドで様々なアーティストに取材した、オールカラーの写真本。マリメッコのディレクターをはじめ、現地ブランドのデザイナーや個人アーティストなどにインタビューしています。日本人の木工作家やフェルト作家なども数名登場。後半は本業を離れ、市場や美術館、森を訪れたり、料理をしたり、スケートをしたり、カフェやレストランを見つけたリと、タイトル通りちゃんと遊んでいます。巻頭数ページには著者のイラストもあるのが嬉しい所。 |
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