■オーストリア旅行(2010.6)

■ザルツブルグ

 モーツァルトの故郷ザルツブルグは、毎年夏のシーズンに世界的な音楽祭が開かれる、音楽の街です。「ザルツ」と付く名前の通り岩塩で栄えた街で、映画『サウンド・オブ・ミュージック』のロケ地として世界的に有名になりました。

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『サウンド・オブ・ミュージック』でも撮影された観光スポット。左の二枚は馬洗い池。背後はフレスコ画です。

写真下はザンクト・ペーター教会。

街のシンボル、ホーエン・ザルツブルグ城塞が丘の上にそびえ立ち、見事な絶景になっています。

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 ザルツブルグ音楽祭の会場となる祝祭劇場。シーズン中は世界中のアーティストや音楽ファンで賑わいます。こちらも内部見学ツアー(日本語なし)に参加。オペラ上演が行われる大ホールの他、『サウンド・オブ・ミュージック』でも撮影に使われたフェルゼンライトシューレというホールも見学できます。岸壁をくり抜いてそのまま使用した舞台壁面が圧巻で、映画ではトラップ一家が「エーデルワイス」を歌う会場として登場。この映画は今の若者にも人気があるらしく、アメリカの女子グループが舞台上で歌わせてもらって大興奮していました。

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モーツァルトの生家。

こちらも展示施設になっていて、観光ツアーのコースには大抵入っている人気スポットです。前の広場もものすごい人混みですが、こういう施設を見学すると、モーツァルトって本当に実在したんだなあと不思議な気持ちになります。

 こちらはモーツァルテウム音楽院の隣にある、1913年誕生の歴史あるマリオネット劇場。

 人形劇場というと映画館か小屋のような所を想像しがちですが、ここは豪華な内装の美しい劇場です。この日の演目はモーツァルトの歌劇《魔笛》で、演奏は市販のCD音源ですがちゃんと全曲上演されます。人形のデザインや動きだけでなく、舞台美術や音響設備も素晴らしく、下手なオペラ公演よりずっと大きな感銘を受けました。

 特に、笛の音に誘われて様々な動物が集まってくる場面では、ユーモラスで可愛らしい動物達に客席も大喝采。左右のスクリーンには大まかな場面説明(日本語も!)が出ますので、ぜひ観光コースに加えて欲しいスポットです。

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 創業1705年というカフェ・トマセッリ。

 指揮者カラヤンのみならず、モーツァルトも訪れたというとんでもない歴史カフェですが、そんな時代にカフェってあったんですね。写真上は名物メニューのふわふわオムレツと目玉焼き。日本人としてはこういう、胃に優しいメニューがあると本当に助かりますが、それにしてもこれ、激ウマです!!

 かわいいロゴのビール(写真左下)は、器具でロックされた栓に味わいがあります。濃いめの色からも分かる通り、いかにもヨーロッパらしい深いコクのあるビール。

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 写真左は広大なビア・レストラン、シュテルン・ブロイ。

 ホイリゲ風の中庭でいただいた地ビールとラビオリ、キノコとじゃがいものサラダはおいしかった〜。ヨーロッパは食事がいまいちと思っていましたが、うまくチョイスすれば日本人にもおいしい料理はあるようです。

 写真下は、ウィーン店より空いているカフェ・デメルにて。

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 おもちゃ博物館。

 観光ガイドにはあまり詳しく載っていませんが、可愛いものがいっぱいあって、若い人や雑貨好きの人におススメです。ドールハウスや工芸品、古楽器も展示。館内の各所に遊び心が感じられます。ちょっとしたミュージアムショップもあり。

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