脚本のメノ・メイエスは『カラー・パープル』のライターですが、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』でも原案を担当している他、多くのスピルバーグ作品に脚本協力をしていると言われています。撮影は、当シリーズで多数のエピソードを受け持ったジョン・マクファーソンで、スピルバーグ監督作はこれ1作のみ。後の活躍もあまり聞きません。 シリーズ前作を担当したプロダクション・デザイナーのリック・カーターは、戦闘機内を撮影するに当たって、ヴォルフガング・ペーターゼン監督の『Uボート』における潜水艦の内部を参考にしたといいます。狭くて奥行きの長いセットですが、その通路を通り抜けてゆくキャメラ・ワークが逆に臨場感を煽って効果的です。音楽はジョン・ウィリアムズ。 ゲスト俳優には、当時人気上昇中だったケヴィン・コスナーとキーファー・サザーランドを起用しており、若手中心の役者のアンサンブルも緊迫感たっぷりです。 |